先に押さえたい3つの要点
- 日本の携帯番号は解約せず、SMS認証を受け取れる状態を残す
- WeChatとAlipayは日本にいる間に登録と初期設定を進める
- 中国SIMをどの端末で使うか、1台運用か2台運用かを決めておく
1. 日本の携帯番号は解約しない
中国赴任が決まると、日本の携帯電話を解約しようと考える方がいます。しかし、現在はおすすめしにくい選択です。理由は、日本の多くのサービスでSMS認証が必要になっているためです。
たとえば、銀行、証券会社、クレジットカード、各種会員サービス、SNSなどでは、日本の携帯番号が必要になる場面があります。赴任後も日本の番号を維持しておくと、日本のサービスを継続利用しやすくなります。
もし現在の契約料金が高い場合は、出発前に格安SIMへ乗り換えて番号維持コストを下げる方法もあります。中国滞在中でもSMS認証を受け取れる形を残しておくと安心です。
2. 中国ではeSIM前提で考えない
近年の日本版iPhoneはeSIM中心になりつつありますが、中国で現地通信会社と契約する場合は、物理SIMカードを前提に考えておいた方が実務上わかりやすいです。赴任前にこの点を知らないと、現地で「そのまま使えると思っていたのに契約しづらい」と感じることがあります。
現地番号を使う予定がある場合は、自分の端末が物理SIMをどう扱えるか、あるいは別端末を用意する必要があるかを、出発前に確認しておきましょう。
3. 中国用に2台目のスマホを持つ人も多い
実際に中国へ赴任する日本人の中には、中国用として2台目のスマホを購入する人も少なくありません。特にiPhone利用者では、日本用iPhoneと中国用スマホを分けて運用するケースがよく見られます。
この方法なら、日本の番号や日本のアプリ環境はそのまま維持しつつ、中国では中国向けSIMを入れたスマホを利用できます。会社支給スマホがある場合や、仕事用と私用を分けたい場合にも相性の良い運用です。
4. 中国でAndroidを購入するという選択肢
2台目もiPhoneにする人は多いですが、最近は中国製Androidを選ぶ人も増えています。現在の中国製Androidは、日本語表示ができ、日本のアプリも利用しやすい機種が増えており、以前ほどハードルは高くありません。
価格面でも選びやすく、WeChat、Alipay、動画視聴、動画撮影、SNSなどを利用する用途であれば、比較的手頃な端末でも十分対応しやすい場面があります。「2台目は違う機種を試したい」という方には有力な選択肢です。
5. 現在Androidを使っている人は1台運用も可能
現在Androidスマホを利用している方は、中国で新しいスマホを購入しなくてもよい場合があります。多くのAndroid端末は、eSIMと物理SIMの両方に対応しているため、日本の番号と中国の番号を1台で使えるケースがあります。
この場合、日本のアプリと中国のアプリを1台で管理できるため非常に便利です。ただし、会社のセキュリティポリシーや個人情報管理の考え方によっては、端末を分けた方がよい場合もあります。勤務先のルールも事前に確認しておきましょう。
6. WeChat・Alipayは日本で設定しておく
中国生活では、WeChat(微信)とAlipay(支付宝)の2つが必須です。現地到着後に設定することもできますが、日本にいる間にアプリのインストール、アカウント作成、本人確認、クレジットカード登録まで済ませておくことをおすすめします。
特にAlipayの本人確認は時間がかかる場合もあります。赴任直前に慌てるのではなく、余裕を持って準備しておくと、到着直後の移動や支払いがかなり楽になります。
到着前チェックリスト
- 日本の携帯番号を維持する契約に変更した
- 格安SIMへの移行を検討した
- WeChatを登録した
- Alipayを登録した
- Alipayの本人確認を完了した
- 中国用スマホを購入するか決めた
- 中国SIMの利用方法を確認した
まとめ
中国生活では、スマートフォンが財布、交通カード、連絡手段、各種認証の中心になります。特に重要なのは、日本の携帯番号を維持すること、WeChatとAlipayを事前設定すること、中国SIMをどの端末で利用するか決めておくことです。
赴任後に慌てないためにも、出発前にスマホまわりの準備を進めておきましょう。
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参考情報
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